コートなどに使われるべロア生地ってなに?魅力や洗い方なども解説!

秋冬モノのアイテムの素材として使われることが多い「ベロア生地」。

独特の手触りで光沢感を生み出すものや、厚手で暖かいものなど肌寒い季節にはなくてはならないべロア素材アイテム。

おしゃれが好きという人なら一度は耳にしたことがあるかもしれませんね。

しかし、良く似ているベルベット生地との違いが分からず混同してしまっている方も珍しくありません…。

そこで今回は、べロアについて、魅力やベルベット生地との違い、洗い方などについても触れていこうと思います。

1 べロア生地とは?

べロアとは?

一言にべロアといっても、その定義の範囲が曖昧なため、簡単に特定するのは難しいもの。

これまでは毛足が長く柔らかで光沢のある織物や布生地のことなどもべロアと言っていましたが、現在では、基本的にプラッシュ編(経パイル織物の1種)のパイルをカットした毛足が短いベルベット(ビロード)のようにしたものをべロアと定義しているようです。

ラテン語で「毛むくじゃら」という意味が由来のベロアは、レディースファッションのアイテムを中心に近年でも注目を集めています。

2 べロア素材の魅力とは?

2-1 柔らかくてふっくらとした風合いと色合い

ベロア素材の魅力の1つに「風合いと色合い」が挙げられます。

柔らかくてふっくらとした風合いや日光などの光の当たり方によって様々に変化する色合いはとても魅力的。

絹のような滑らかで心地よい手触りのべロア素材は、多くの人々に長く親しみ続けられています。

2-2 着用するだけで高級感溢れる大人ファッションに

主にファッションアイテムの素材として用いられることが多いべロア素材。

そんなべロア素材のアイテムをファッションに取り入れるだけで、たちまち高級感あふれる大人のコーデに。

その他にも帽子やTシャツ、おでかけ用のバッグや冬用のこたつ布団。ルームウェアやセットアップとしてなど…。幅広いアイテムが存在します。

皆さんもひょっとすると、知らず知らずのうちにべロア素材のアイテムを使っているかもしれませんね。

3 間違えやすいベルベット生地やベッチン生地との違いは?

べロア生地と良く間違えられることが多い素材ベルベットとベッチン。

見ただけでは見分けにくい3つの生地ですが、その違いはずばり製造方法にあります。

まずはじめに、生地には大きく「織物」と「編み物」に分類され、ベッチンやベルベットは織物、べロアは編み物にそれぞれ分かれます。

織物とは、経糸(たていと)と緯糸(よこいと)で構成された生地のことをいい、ジーンズやスーツなどはこの織物で作られることが多いです。

一方、セーターやコート、トレーナーなどは編み物として作られます。

つまり、ベロアは編み物でベッチンとベルベットは織物と製造方法に大きな違いがあります。

4 ベロア素材の洗濯や手入れの方法とは?

ベロア素材のアイテムが汚れてしまったため洗濯したい…。なんて場合には、まずはじめに絵表示ラベルをチェックしましょう。

もし、洗濯できるようであれば、その表示通りに洗うようにしてくださいね。

特に、べロア素材のジャケットやジャージは注意が必要です。

洗濯はできそうだけどどうしても不安という方は、30℃くらいのぬるま湯で優しく手洗いするといいでしょう。

おしゃれ着用洗剤を使う場合には、中性洗剤がおすすめです。

また、着た時にシワがどうしても気になるという場合は、スチームアイロンを浮かせるようにしてスッとかけた後に軽く生地をブラッシングするようにすることで毛並みや風合いが整うはずですよ。

5 べロア素材のアイテムを買う際は注意が必要

上記でも述べたようにべロアの定義は難しいため、店員さんでもベルベット生地やベッチン生地との違いが分からないなんて方も多いようで…。

中には表面に細かい毛が生えていればベロアと呼んでいるなんてお店もあるようです。

そのため、べロア素材のアイテムを買う際には十分注意するようにしましょう。

まとめ

今回はべロアについて、魅力やベルベット生地との違い、洗い方などについても詳しくみていきました。

べロアの定義は難しく、ベルベット生地やベッチン生地と混合されている方も多いですが、この3つの生地は製造法が大きく異なります。

まずは、べロアは「織み物」、ベルベットやベッチンは「織物」に分類されるということだけでも覚えておくといいかもしれませんね。