UVカット加工の生地とは?気になる特徴や紫外線カット率について徹底解説

これからの季節どうしても気になる「紫外線の影響」。最近は男性でも日傘を使うのがブームになっているそうですが、少しだけ抵抗がある方も多いのではないでしょうか。

そんな風に思っている方にオススメしたいのが、UVカット加工された衣類。

夏物の衣類を中心に、スポーツやアウトドアウェアなど幅広く取り入れられている加工ですが、ただ実際に着用するとなると、紫外線や乾燥を防ぐだけではなく通気性や素材としての着心地も重要です。

今回はそんなUVカットについて、その特徴やお手入れ方法、紫外線カット率の表示ルールについて詳しくご紹介していきます。

1 そもそもUVカット加工とは?

そもそもUVカット加工とは?

1-1 UVカット加工の仕組みや加工パターン

UVカット」とは生地にUV(紫外線)を遮断する加工を施すこと。日焼けや乾燥など紫外線による肌への負担軽減や、生地そのものの変色や色褪せを防止する効果などがあります。

加工方法は繊維の種類によって異なり、紫外線を吸収または反射させる物質である酸化チタン、特殊セラミックなどを繊維にあらかじめ織り込む方法と、紫外線をカットする薬剤を生地に直にふりかけてコーディングする方法の2種類があるんだとか。

特に紫外線の影響を受けやすいコットンやナイロン素材や、白色などの見た目も涼しげな夏のアイテムに用いられていることが多いそうです。

1-2 もともとUVカットの効果がある生地

実はポリエステルウールなど、UVカット加工を施さなくても紫外線の影響をもともと受けにくい生地というものもあります。

また、生地の色でも紫外線の透過率は変化すると言われており、特に黒っぽい色や濃色は紫外線の影響を受けにくいんだとか。

ただし、ポリエステルやウールといった素材は通気性があまりよくかったり、濃色のアイテムは夏のコーデに取り入れにくいなど春夏のアイテムとしてはなかなか使用しづらい場合も…。

春夏の暖かい季節は、薄手でさらっと着こなせる生地や淡い色のアイテムの方がコーデに取り入れやすいですよね。

このように紫外線の透過率が高く影響を受けやすい生地にでも、UVカット加工を行うことで安心して着用することができるようになるというわけなんです。

2 紫外線カット率の表示方法

UVカット加工がされた衣類でよく見かける「UVカット率○○%」や「UPF50+」という表示。もちろんどれくらい紫外線をカットしているかを示す数値なのですが、その表示にもルールがあるということをご存知でしたか?

そもそも「UPF」とは紫外線保護指数といって日焼けするまでの時間の差を表した、紫外線カット率の目安となる数値。数値が大きければ大きいほど、長い時間衣服が日焼けや紫外線から肌を守ってくれているという意味です。

UPFの数値は「50+~40」、「35~25」、「20~15」の3段階に分けられ、それぞれUVカット率「95%以上」、「90%以上」、「85%以上」と言い換えられて表示されていることも多いんだとか。

日常生活でUVカット加工の製品を使用する場合、「UVカット率80%以上」、「UPF15」程度の数値があれば十分と言われています。

3 UVカット加工の人気アイテム

UVカット加工されたアイテムといえばどんなものを思いつきますか?

よくこの加工が施される定番といえば”夏物のアイテム”。メンズでは白系のシャツ、レディースではパーカーや帽子、日傘やアームカバーといった小物アイテムあたりが有名ではないでしょうか。

また、紫外線の影響を受けやすいアクティビティシーンでもよくUVカット加工されたアイテムが使用されています。

例えばマリンスポーツではラッシュガード、ランニング用のTシャツやインナー、最近人気が高いところではキャップやアウトドア用のウェアなど、必ずといっていいほどUVカット加工が施されているんだとか。

他にはアパレル以外でもカーテンなどのインテリアにもUVカット加工の製品が多数あり、すでに我々の生活にも根付いている素材とも言えますね。

4 UVカット加工は普通に洗濯して大丈夫?

前述した加工方法で2種類の加工方法について説明しましたが、繊維に直に紫外線をカットする素材を織り込んでいる場合、その効果は半永久的と言われ繰り返し洗濯してもその効果はほとんど変わらないそうです。

一方、生地に紫外線カットの効果がある薬剤をコーティングした衣類は、残念ですが洗濯によってUVカットの効果が落ちやすいと言われています。目安として10回程度の洗濯しただけで、UVカットの効果がなくなってしまうんだとか。

洗濯する際にできるだけ衣類に負担をかけないようにすることが、UVカットの効果を長持ちさせることができるコツ。洗濯の際はネットなどを使用して洗うことをオススメします。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

これからの季節、紫外線対策で活躍してくれるUVカット加工。紫外線からの肌の保護してくれるだけでなく、洋服の生地自体の変色なども防いでくれる嬉しい効果もあります。

夏もののシャツなどの定番アイテムからスポーツシーンで使われるアイテムまで、幅広く利用されていますが、最近はキャンプやアウトドアシーンで使われるアイテムとしての特に人気が高いようです。

UVカット加工の製品を選んでよいか迷った時は、本記事を参考にしていただければ幸いです。

その他、衣類の加工方法については以下の記事でも紹介しています。