今、ベストが気分。自分に合う一品やブランドを楽しむためのキーポイント

アウトドアシーンに限らず、タウンユースとしても重宝される大ブームのベスト。男心をくすぐるその魅力に、街では“ベスト男子”が急増中です。

特に単調になりやすい夏のコーデにオススメで、コーディネートのアクセントとなり着こなしの幅が広がります。

そこで今回は、大注目のベストの魅力と編集部が選ぶおすすめベストをご紹介します。

ベスト選びの注意点やコツも併せて参考にしてみて下さいね。

1 なぜ今「ベスト」なのか?

ベストと聞くとスーツベストを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?

ベストの歴史を紐解けば、スーツ発祥の地イギリスではシャツ=下着だったことから、フォーマルな場所では、それらを回避するためにベストを着用する義務がありました。

現代のスーツベストの立ち位置で言うと、スーツをスタイリッシュに着こなす為の目的が大枠なので、基本的な用途が違います。

今回の場合のベストとは元来、狩猟の為の道具を装備し持ち運びを楽にさせるハンティングベストやフィッシングベストのようなアウトドアの良き機能面を残しつつ、デザインをタウンユースに置き換えアップデートされた、まさに両方の“いいとこどり”をしたアイテムがブームの大きな理由です。

2 ベストの魅力

2-1 なんといっても手ぶらで楽!

バックパック・サコッシュでも、もちろん手ぶらにはなれるのですが、そもそも男性は“鞄を持つのがめんどくさい”なんて女性では考えられない生き物なのです。

そんな男性陣にベストは重宝されています。

意外と知られていませんが意識として、鞄は“持つ”になり、ベストは服と同じく“着る・羽織る”に部類されます。そのためトップスやアウターのような感覚なので、面倒という感覚にならず抵抗感がないと言われています。

そもそも男性は何かを持つという行為自体が嫌いなのです。

ベストは収納ヶ所も多いので、持ち物が少ない男性に特におすすめです。

2-2 単調なファッションのアクセントに

特に夏のコーディネートはTシャツにショーツにサンダルと単調になりやすい時期です。あえてベストを着用し“はずす”ことで単調だったコーデにこなれ感が生まれます。

“はずす”というのは、例えば上下スーツのセットアップ、足元はスニーカーのように、

  • スーツ=キレイめ
  • スニーカー=カジュアル

この一見、真逆の立場のような2つを組み合わせる事で、あえてキメ過ぎていない=オシャレに慣れている印象になるんですね。

2-3 収納力がとにかく抜群

元々は、狩猟の為に開発された狩猟専用のベスト。そのため狩猟の為の道具(薬きょう等)をすぐ取り出して使うため、フロントポケットが無数にあるヴィンテージベストなど、ご覧になられた事もあるのではないでしょうか?

用途としてヴィンテージの機能面を残しつつ、現代風のデザインに落とし込んでいる為、今も沢山ポケットのあるベストが多く存在します。

鞄を持たずストレスフリーなオシャレアイテムとして現代に昇華していったのです。

2-4 アウトドアブランド、モード、セレオリまで幅広い取扱いが

ノースフェイスやスノーピークなどのアウトドアブランドはもちろん、大人気のネペンテス(NEPENTHES)からサウス2ウェスト8(SOUTH2 WEST8)、ニードルズ(NEEDLES)、エンジニアドガーメンツ(ENGINEERED GAREMENTS)などなども。

最近ではモードブランドやセレクトショップオリジナルなどからも展開されています。

3 編集部が選ぶおすすめのベスト

3-1 ENGINEERED GAREMENTS Steelhead Vest

ENGINEERED GAREMENTS Steelhead Vest

ENGINEERED GAREMENTS Steelhead Vest

エンジニアドガーメンツのスティールヘッドベストはEG特注生地で、ワーク感の強いハンティングベストのデザイン要素を取り入れたベストです。

軽いポプリン生地と、ビンテージ感のある色味はさすがの一言。前後のポケットの数が多いのも魅力的です。

身幅が広いので、ロング丈のシャツに合わせても長短のバランスよく、コーディネートを組めるのもポイント。

3-2 Snow Peak FR POCKET VEST

Snow Peak FR POCKET VEST

Snow Peak FR POCKET VEST

新潟県三条市に本社を置く大人気アウトドアメーカー。

スノーピークのFR POCKET VESTは、クロスストラップでデザインした、ワークテイストのショートベスト。肩紐部分がゴム使用になっているのが特徴的です。

フロントとバックに配した存在感たっぷりの配色フラップポケットが視線を惹きつけます。

ポケットのフラップもこれまた珍しいスナップボタン仕様。生地感もやわらかく、容量もあるので収納に重宝します。レジャーやアウトドアはもちろんタウンユースでの活躍間違いなしの一着です。

3-3 brown by 2-tacs SEED IT VEST

brown by 2-tacs SEED IT VEST

brown by 2-tacs SEED IT VEST

ブラウンバイツータックスのシードイットベストは、言わずと知れたコアなファンが多いベストです。

2tacsとは「SUPER BASIC」を永遠のテーマとして掲げ、サーファーやスケーター(2-tacs 造語で“Skafer”)が好むベーシックアイテムをヴィンテージファブリックに落し込み、モノ創りを続けるブランドです。

その中でもSEED IT VESTは毎シーズン完売の人気シリーズ、毎回様々なファブリックで購買意欲をくすぐってくれる秀逸ベスト。他にはないデザインで着れば着るほど病み付きになる事間違いなしです。

4 オススメの着こなし方&注意点

4-1 ベストはオーバーサイズのカットソーと合わせると○

実はオーバーサイズのカットソーの上に羽織るだけ。特にロンTとの相性は抜群です。

ボトムスはショーツ、スキニーパンツ、ワイドパンツどれでも構いません。

秋冬はアウターの上に着用できますし、もちろんインナーにもつかえるので意外とどんな着こなしにも合うんです。

4-2 ベスト選びはトータルのバランスを意識するのが吉

特にデザイン、形やメッシュの配置、カラーによっては作業員にしか見えなくなってしまうのでご注意を。ポケットが多すぎたりするのも狩猟感が出てしまいます。

ベスト選びは、必ず着用してトータルのバランスを見て選びましょう。少しでも作業員に見える違和感があれば、購入を避ける事をオススメします。

ベスト初心者の方は、まずブラックカラーを選ぶことをオススメします。

4-3 ベストを購入する場合は必ず試着してから

ベストをファッションとして楽しむ際、一点だけ注意点があります。

それは「ベストなら何でもいいのではないか?」と勘違いしてホームセンターや古着屋さんなどで安易に買ってしまいがちなのですが、実はここに大きな罠があります。

ベストは意外とデザインが幅広いんです。

ホームセンター等でもベーシックながらもディテールがもう一つなアイテムが取り扱われていたり、古着屋さんでクセのあるバリバリの狩猟用のベストが置いてあったりと、かなりデザインが異なります。

意外とパッと見では雰囲気がわかりにくかったりします。ですので、必ず着用しデザインを確認してくださいね!

まとめ

ベストは、一着持っていて損はないアイテムです。逆に1着持ってしまうと、なぜか集めたくなる魅力的なアイテムでもあります。

いいベストはレジャーやアウトドアはもちろん、タウンユースでの活躍間違いなしです。

ただし、作業員にしか見えないベストもセレクトショップにすら紛れていることもあるので、しっかり試着してから購入してくださいね。

上級者の着こなしとしては、冬でもアウターの上にも着用できたりしますので、年中使えるアイテムとしても重宝します。

ぜひお気に入りの一着を探してみてくださいね。