LEVI'S(リーバイス )-ブランド辞典

LEVI’S(リーバイス )のブランド概要

LEVI’S(リーバイス)は、1853年にアメリカのカルフォルニア州サンフランシスコで誕生した老舗のジーンズブランド。

創業者は、Levi Strauss(リーバイ ストラウス)氏。ゴールドラッシュ全盛期のサンフランシスコにて金鉱で働く労働者に向けたワークパンツを提供していたのがブランドのルーツです。

ブランドの代名詞でもある良質なジーンズを中心に、トップスやアウター、アクセサリーに至るまで幅広いラインナップを展開。

中でも同社のヴィンテージアイテムは特に人気で、マニアの間では高値で取引されるほど。2001年に発見された世界最古のリーバイス社製ジーンズのオークションでは、46,532ドルの値がついたことで話題を集めました。

誕生から150年以上経過した現在もなお、リーバイスのジーンズは老若男女問わず、世界中の人々から愛され続けています。

LEVI’S(リーバイス )の歴史

金属リベットと「ジーンズ」の始まり

1853年、アメリカ・カルフォルニア州のサンフランシスコで雑貨店として設立されたLevi Strauss(リーバイ ストラウス)。

当時のサンフランシスコは、空前のゴールドラッシュ。

リーバイ・ストラウス氏は、義理の兄であるデヴィッド・スターン氏と共に金鉱で働く労働者に向け、丈夫なキャンバス地のワークパンツを提供していました。

きっかけが訪れたのは1872年、当時の顧客であったジェイコブ・デイヴィス氏から「ポケットの補強に金属製リベットを使用してパンツを作った」という旨の手紙が届いたのです。

その翌年、ポケットを金属製リベットで補強する方法を、リーバイ・ストラウス氏とジェイコブ・デイヴィス氏が共同で特許取得。リーバイスの「ジーンズ」が誕生します。

リーバイスの原点「501」の誕生

1890年に入ると、品番統制を行うために「ロットナンバー」を導入。リーバイスにおけるジーンズの原点「501」が生まれました。

リーバイスの展開するあらゆるデニムのルーツとも言える名作が産声を上げた瞬間です。

とは言っても当時の501はベルトが普及していなかったこともあり、いわゆる現在の”501″とは若干異なるデザインが特徴。サンスペンダーボタンやシンチバック(尾錠)といったディテールが施されていました。

1902年、創業者のリーバイ・ストラウス氏が逝去した後に4人の甥が会社を承継。

1915年からは、コーンミルズ社のデニム生地を独占的に使用する契約を提携。さらに同年、フォード社の工場で使用されている生産システムを導入したことで、衣料メーカーとして初の流れ作業による大量生産を実現させました。

1936年にはコピー商品との差別化として、リーバイス のポケットについていることで馴染み深いレッドタブが考案されます。

ジーンズは「ワークウェア」から「ファッション」へ

今でこそファッションアイテムとして認識されているジーンズ。しかしながら当時は、まだまだ労働者のための「ワークウェア」という位置付けでした。

そんなイメージが変化したのは1940年代。西海岸のカレッジを中心に、リーバイスの名作501が流行し始めます。

この頃から、ジーンズは単なるワークウェアからファッションアイテムへと徐々に変化し始めたのです。

1944年、第二次世界大戦が勃発するとリーバイスは布地と金属等を大幅に簡素化したモデル(いわゆる大戦モデル)を展開。その質の高さが知れ渡り、翌年から全米で大流行。

その後もマーロン・ブランドやジェームス・ディーンといったデニムの似合う俳優が登場したことで、リーバイスの知名度と人気は急激に加速。1971年には晴れて上場を果たしました。

しかしながら1987年になると、減益を理由に一度上場を廃止してしまいます。

2019年、再度上場を果たし復活へ

その後も、伝統的なストレートレッグが特徴的な505、女性向けの501R、ヨーロッパ企画のリーバイスレッドをはじめとした革新的デニムを次々と発表。

一方でデニム市場縮小の煽りを受け、いくつもの工場を閉鎖してきたリーバイス。

もう一度勢いを巻き返すべく、2019年よりニューヨーク証券取引所にリベンジの上場。

さらに同年12月には、ブランド初の低価格ライン「デニゼン フロム リーバイス」をスタート。

クラシカルで由緒あるリーバイスのイメージを傷つけることなく、ボトムス以外にも優れたクオリティのアイテムを多く展開するブランドとして新たな一歩を進めています。

LEVI’S(リーバイス )の特徴

名作の数々

リーバイスは、定番のストーレート「501」、ZIPフライを採用した「505」、ブーツカットの「517」を始めとし、これまでに数々の名作ジーンズを生み出してきました。

時代によってシルエット、フィット感、加工方法に変更を加え、その年代に合ったジーンズを作り出しているのも特徴の一つ。

リーバイスの他にもジーンズを展開しているブランドは多々ありますが、それらのブランドが販売しているジーンズは、リーバイスの名作をサンプリングして作られたジーンズが大半を占めます。

時代に応じたディティールの変化

リーバイスはコレクション性が高い事でも知られています。

その理由としてあげられるのが、同じロットナンバーの製品であっても、発売された年代ごとに全く違った意匠が施されているという点です。

その変化が最も顕著なのが定番モデルである「501」。年代の流行に合わせて生地の違いやシルエット、股上の深さを浅くするなど様々な変更がなされています。

例えば、戦時中に作られた501(大戦モデル)は、物価統制の影響でポケットのステッチがペイント、リベットの数を減らす、ボタンを安価なものにするなど時代の影響を受けているのです。

デニムのディテールに反映された時代背景も、リーバイスのデニムの持つ大きな魅力の1つと言えるでしょう。

LEVI’S(リーバイス )を取り扱う店舗

LEVI’S(リーバイス )は主に以下の直営店舗にてお買い求めいただけます。詳しい営業時間やアクセスは公式ホームページよりご覧ください。

LEVI’S取扱店舗

  • リーバイス 原宿 フラグシップストア  150-0001 東京都渋谷区神宮前6-16-12 03-6427-6107
  • リーバイス ストア 新宿店  160-0022 東京都新宿区新宿3-29-12 03-5360-1988
  • リーバイス ストア 大阪店  532-0086 大阪府大阪市中央区西心斎橋1-6-8 06-6241-8134

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