チェックシャツの定番素材!柔らかな風合いを持った「ビエラ生地」とは?

皆さんは、チェックシャツの定番中の定番「ビエラ生地」をご存知でしょうか?

ビエラ生地とは、コットンとウールの混紡糸を綾織にして起毛させた生地のこと。

起毛した生地が生み出す柔らかな風合い、質感を持っていることから、シャツやルームウェアなどに使われることが多い素材です。

ビエラ生地を使ったチェックシャツの中でも厚手のものは、長持ちで独特の経年変化をすることで知られていて、古着好きの人の間では人気の高いアイテムの一つ。

本記事では、そんなビエラ生地の魅力をお伝えすべく、概要から特徴、ビエラ生地が使われた製品まで詳しくご紹介します。

1 そもそもビエラ生地とは?

そもそもビエラ生地とは?

ビエラ生地とは、コットンとウールの混紡糸を綾織にして起毛させた生地のこと。

ビエラ生地は、1893年にイギリスのウィリアムホリンズカンパニーによって開発されました。

そして、その翌年の1894年に、同社が商標登録をした生地です。

チェックシャツの定番生地として広く知られるビエラ生地。柔らかな生地感や暖かみのある風合い、着込むと馴染んでくるなどの特徴を持っています。

2 ビエラ生地の素材

ビエラ生地の素材

当初のオリジナルのビエラ生地は、コットン45%とメリノウール55%の混紡糸で織られていました。

しかしながら、近年はコットンやウールのみで織られたビエラ生地も生産されているようです。それぞれ混紡率に応じて風合いが異なるため、様々なバリエーションが存在します。

薄手で起毛された綾織物全般をビエラとして扱う場合も多く、元来のビエラ生地との境界線はバリエーションが増えると共に、徐々に曖昧になっているようです。

3 ビエラ生地の特徴

3-1 柔らかな生地感

柔らかな生地感

ビエラ生地の最大の特徴は、その柔らかな生地感。

肌触りが良く、肌に当たったときのチクチク感が少ないことでも知られています。そのため、肌触りが重視されるルームウェアの生地に適した素材として良く利用されています。

また、表面が軽く起毛したビエラ生地は、柔らかな風合いと適度なハリを持っているため、シワになりにくいのも特徴です。

3-2 着込むほど馴染む

着込むほど馴染む

ビエラ生地は、その柔らかな質感に加え、着込めば着込むほど着用者の体に自然と馴染んでくるという特徴を持っています。

長い間着用することで、絶妙なくたり感が出て、独特の雰囲気が楽しめる素材です。この経年変化は、古着好きの人々からの人気が高く、ビンテージ市場でも高い人気を誇ります。

新品で購入して一から育てたい場合は、厚手のビエラ生地を選ぶのがおすすめです。

4 ビエラ生地が使われた製品

ビエラ生地が使われた製品

ビエラ生地は、その柔らかな生地感や着込むほどに馴染む性質などから、主にチェックシャツやパンツ、ルームウェアなどに使われています。

ビエラ生地を使ったアイテムは、独特の経年変化をすることで知られていて、ビンテージ市場の中でも人気の高い生地の1つ。

肌触りは柔らかく、チクチクしにくいことからビエラ生地を使ったルームウェアも人気が高いアイテムです。

レディースのファッションアイテムでは、春夏物のワンピースやチュニックなどの製品に頻繁に使われています。

その他にも、ビエラ生地が誕生したのがイギリスということもあり、英国のトラディショナルなシャツや本格的なスーツの素材としても使用される伝統的な素材なのです。

まとめ

今回は、コットンとウールの混紡糸を綾織にして起毛させた「ビエラ生地」についてご紹介しました。

1893年にイギリスで誕生して以来、現在までの長い間愛されるビエラ生地。

表面が起毛されていることによって生み出される、柔らかな風合い・肌触りや独特の経年変化で知られています。

チェックシャツを探している方にはおすすめの素材です。

ビエラ生地独特の経年変化や、着込むごとに馴染む特徴からお気に入りの一着になるのではないでしょうか。