NIKEが誇る最新ソール「REACT(リアクト)」の4つの機能

近年、ランニングシーンで大きな話題となったNIKEの最新素材「REACT(リアクト)」。

ランニングをしない方やスニーカーにあまり詳しくない方でも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

NIKEが誇る素材「リアクト」は、ランナーにとって非常に重要な4つの要素「クッション性」、「反発性」、「軽量性」、「耐久性」に優れているのが特徴。

ランニングはもちろん、バスケットを始めとしたスポーツのシューズや、タウンユース用のカジュアルなシューズに至るまで様々なシーンで使用されている汎用性の高い素材です。

本記事では、そんなリアクトソールの魅力について、概要から機能性、リアクトソールを搭載しているスニーカーまで詳しくご紹介します。

1 リアクトソールとは?

「REACT(リアクト)」は、軽量性とクッション性を兼ね備えたポリウレタン系の素材です。

これまでのランニングシーンでは、ポリウレタン系の素材は重いとされ、「EVA素材」を使用したミッドソールが主流でした。

一方で、リアクトソールを使用したランニングシューズは、EVA素材のソールを使用したランニングシューズと比較しても同じくらいの重量かそれ以上に軽量なものが大半を占めます。

さらに機能面でも、クッション性、耐久性がEVA素材のソールと比べ高いことで知られている非常に優秀なソールなのです。

リアクトソールが搭載されたランニングシューズは、シリアスランナーをはじめとし、ファンランをメインにしている方や初心者ランナーなど様々な層のランナーたちの間で着用されています。

2 NIKEが開発した独自素材「REACT(リアクト)」

実は、「REACT(リアクト)」は言わずと知れた世界的なスポーツウェアメーカーのNIKEが独自に開発した素材の1つです。

これまでは、軽量性・反発性に・耐久性の3拍子そろった「EVA素材」がスニーカーのミッドソールとしてよく使用されてきました。

このEVA素材に替わり、NIKEによって新たに開発された素材がリアクト。リアクトを採用したミッドソールは、EVA素材のミッドソールと比べて、非常に優れたクッション性を持っています。

反発性、耐久性が非常に高く、ランニングシューズとして長持ちする点も特徴。EVA素材と比べると、機能の持続性も段違いです。

3 相反する4つの機能を実現させたリアクトソール

3-1 クッション性

リアクトソールの最大の特徴は、非常に優れたクッション性です。

NIKEは、これまでも「ファイロン」、「クシュロン」、「ルナロン」をはじめとしたクッション性に力を入れたソールを独自に開発してきました。

そのクッション性に力を入れたソールの、最新にして最高の素材がリアクトなのです。

リアクトが使用されたソールのほとんどは、一枚のリアクトフォームを、コンピューター設計で溝を作っています。溝に変化を持たせることで、溝の深い箇所でクッション性、浅い箇所で安定性を確保していることも特徴の1つです。

3-2 反発性

リアクトの最たる特徴の1つは、その反発性です。

本来、ソールのクッション性と反発性は対極に位置します。

リアクト以前のソールは、クッション性を抑えなければ反発性が確保できないもの、クッション性は高いものの反発性に乏しいソールなど、クッション性を高くするために他の性能を調整してソールのバランスをとっていました。

一方でリアクトは、十分な「クッション性」を確保しつつ、本来であれば相反する「反発性」の両方を兼ね備えた画期的な素材なのです。

まるで弾んでいるかのような快適な着用感を楽しむことができます。

3-3 軽量性

リアクトソールは、軽量性にも優れた素材です。

確かにリアクトソールは、ポリウレタン系のミッドソールということもあり、従来のEVA素材を使用した薄いミッドソールと比較するとかなりボリューム感があります。

しかしながら、そのボリューミーな見た目に反して軽量性もしっかりと確保。クッション性の良さと相まって、思わず癖になる履き心地に。

またリアクトソールを搭載したスニーカーの多くは、アッパーに軽量な素材が採用されていることもあり、実際に手で持ってみると非常に軽いことがよく分かります。

3-4 耐久性

リアクトソールの4つ目の特徴は、優れた耐久性です。

ランニングシューズの多くは、ランニングという用途で使用しているうちに、クッション性、反発性、アウトソールのグリップ力といった性能が少しづつ低下していきます。

そして「ランニングシューズとして使用することができるおおよその距離」を、寿命と言います。

リアクトの寿命は非常に長く、100〜200km走った程度ではクッション性や反発性といった各性能は新品とほとんど変わらないと言われる程。

リアクトソールを搭載したモデルの中でも寿命が長いものは、ランニングシューズとして約800kmもの距離を走ることができる製品も存在します。

4 様々なシューズに搭載されるリアクトソール

リアクトソールは、ナイキの展開する様々なシューズに搭載されています。

ランニングでは、カーボンプレートをソール内部に搭載することで反発性を高めた「ズームフライ3」や、スローペースで長距離を走ることをコンセプトに制作された「クルーザーワン」。安定性を高め、怪我の軽減を実現した「エピックリアクト インフィニティ ラン」。

ウォーキングでは、「リアクトエレメント」シリーズ。

ライフスタイルのカテゴリでは、NIKEの名作の数々にリアクトソールを組み合わせた複合的なモデルが印象的です。

例えば、「エアマックス270」のAIRユニットを搭載した「エアマックス270リアクト」や、NIKEの名作「エアプレスト」をイメージしたアッパーにリアクトソールを搭載したモデル「リアクトプレスト」、「エアフォース1」の外観をそのままにソールにリアクトフォームを使用した「エアフォース1リアクト」などファッション性の高いモデルが多くラインナップしています。

日常生活で履いても違和感のないデザインが多くラインナップされているので、スポーツをしない方でもリアクトソールを体験出来るのは嬉しいポイント。

普段履きであっても、リアクトソールのスニーカーを履いて少し歩くだけでそのクッション性を実感出来るはずです。普段長い距離を歩く方には強くお勧めします。

まとめ

今回は、NIKEが誇る最新素材「REACT(リアクト)」を採用した「リアクトソール」についてご紹介しました。

クッション性、反発性、軽量性、耐久性に優れたリアクトソールを搭載したスニーカーは、ランニングだけではなく、ジョギング、ウオーキング、バスケット、ライフスタイルなどの様々なカテゴリのシューズに採用されています。

デザイン性の高いスニーカーにも数多く搭載されているので、普段使いでも優れたクッション性を実感できるのが魅力的です。

新しいスニーカーの購入を考えている方は、リアクトソールが搭載されたスニーカーを是非検討してみてくださいね。