高級素材オーストリッチとは?種類や特徴、お手入れ方法をわかり易く解説

高級で知られるオーストリッチと言う素材をみなさん一度は耳にした事があるかと思います。

オーストリッチとは、ダチョウから採れる良質なレザーのこと。名だたるハイブランドのバッグなどにも使用されていることで有名です。

オーストリッチの特徴として丈夫な事や希少性が高い事などが上げられます。

本記事では高級素材であるオーストリッチの特徴や種類、メンテナンス方法について詳しくご紹介します。

1 オーストリッチとは

オーストリッチとは

オーストリッチとはダチョウや、ダチョウを加工して作ったレザーのこと。

クイルマークと呼ばれる独特の模様が特徴のエキゾチックレザーと言われる希少素材です。

主にバッグや財布、ベルトなどに使われている素材で、天然の材料の中でも希少性が高く、高級なレザーと言われています。

2  オーストリッチの種類

オーストリッチの種類

オーストリッチレザーには種類があり、まず一般的に知られているオーストリッチレザーと言われているもの。こちらはクイルマークと呼ばれる突起模様が特徴的です。

一方で、オーストリッチレッグと言われるダチョウの脚の部位を使用したレザーもあります。

爬虫類の鱗の様に見える模様が特徴で、使い込んでいく内にオーストリッチレザーとは違った艶と上品な光沢感を楽しむことができます。

3 オーストリッチの特徴

3-1 希少性が高い

希少性が高い

1975年のワシントン条約発効によって、減少傾向にある野生のダチョウは保護対象となりました。

それによりオーストリッチレザーの国際間での取引は全面的に規制。1975年前と比べ手に入りづらくなってしまったことから、希少性はとても高いと言えます。

ちなみに、現在市場に出回っている多くのオーストリッチレザーは養殖によって生産されているものがほとんどです。

3-2 クイルマーク

クイルマーク

オーストリッチレザーの最たる特徴は、独特の「クイルマーク」。

クイルマークとは、ダチョウの革から羽を抜く処理をした後の丸い突起した模様のこと。

このクイルマークはオーストリッチレザー全体の40%にしか存在せず、クイルマークがある部位を利用したレザーはオーストリッチの中でも高級品として扱われています。

3-3 柔軟性、耐久性が高く軽量

オーストリッチレザーは他のレザーと比べると立体的な構造をしていて、非常に高い柔軟性が特徴的です。

加えて軽量で非常に柔らかいので、バッグや財布、ベルトなどの製品に使用するレザーとしては非常に適していると言えるでしょう。

また、丈夫であると言われている牛革と比べても傷付きづらく厚みもあり、耐久性にも優れています。

3-4 水に弱い

水に弱い

上記の特徴から見て一見欠点の無さそうなオーストリッチレザーですが、やはり水分に関しては牛革や他のレザーと同様に弱いという点です。

万が一濡らしてしまった場合にはシミになり易いレザーなので、速やかに水分を拭き取り日陰などで乾燥させるのが良いでしょう。

なおドライヤーや直射日光に当てての乾燥はダメージの原因となるので注意が必要です。

4 ハーフポイントとフルポイント

オーストリッチレザーが使われた財布などの商品を購入しようとする際に頻繁に目にするのが、ハーフポイントやフルポイントという表記。

ハーフポイントは前後どちらかの片面にのみクイルマークがある部分のレザーを使用した製品のことをさします。一方で、フルポイントは前後両面にクイルマークがある部分のレザーを使用した製品のことです。

価格面はフルポイント>ハーフポイントで、フルポイントの方が高い価格設定になっています。

クイルマークだけでなく他の質感も楽しみたい方にはハーフポイント、高級感を重視する場合はフルポイントがおすすめです。

5 オーストリッチのメンテナンス方法

オーストリッチのメンテナンス方法

丈夫なレザーであるオーストリッチですが、長く付き合うにはシミや落とせない汚れを作らないように定期的にメンテナンスは必須です。

オーストリッチレザーのメンテナンスはレザー表面に傷がついてしまわぬ様、柔らかい馬毛などを使用しているブラシを使用しましょう。

以下の4つの手順に従ってお手入れを行うのが理想的です。

  1. 全体を丁寧にブラッシングして埃を落とす
  2. デリケートレザー専用クリームを乾いたクロスに付け、製品全体に薄く伸ばすようにして塗っていく
  3. クリームを塗り終わったら、馴染むまでしばらく待つ
  4. 最後に乾いた布で軽く全体を拭き、磨き上げたら完成

メンテナンスをこまめに行い、レザーをより良い状態で保つ事で使用者ごとに異なった経年変化になり、より愛着も湧くのではないでしょうか。

まとめ

今回は高級素材として多く知られるオーストリッチレザーについてご紹介しました。

牛革と比較しても丈夫で軽く、非常に柔軟性が高いなどの長所が多いオーストリッチレザー。

しかしながら、他のレザーと同じく水に弱くシミになり易いと言った欠点もあります。定期的なメンテナンスも必須です。

レザーの特性を知る事で、丈夫なオーストリッチレザーを更に長く使って行けるのではないでしょうか。