「岡山デニム」を履こう。ジーニストから愛される至高のデニムの魅力

近年、ジーニストたちから注目されているのが「岡山デニム」。

以前までは限られたショップでしか購入することができませんでしたが、最近では大手の有名セレクトショップを中心に取り扱われる機会もかなり増えてきています。

デニムはシーズン問わず着用できるファッションにおける基本アイテムの1つです。シンプルなアイテムだからこそ、生地、染め方、ディテール、アイテムのバックボーンまでこだわりたいところ。

今回は、ジーニストたちを唸らせる至高の岡山デニムについて、通常のデニムとの違いや歴史に至るまでその魅力を徹底解説いたします。

1 日本製デニムの最高峰、岡山デニムとは?

岡山デニムとは?

岡山デニムとは、古くから繊維工場や加工工場が数多く集まる岡山県で誕生した高品質のデニムパンツのことです。

1965年頃に誕生したと言われており、デニム発祥の地であるアメリカと比べるとその歴史はまだまだ浅いもの。しかしながら、熟練の職人達によって紡がれたデニム生地のクオリティは世界中から高く評価されています。

なんと中には遥々海外から岡山の工場まで弟子入り修行に訪れるクラフトマン(職人)もいるほど…。

MADE IN AMERICAの良い意味で”ラフ”な製造方法とは対局に位置する、細部までこだわり抜かれたデニム生地は、岡山でしか作ることのできないまさにMADE IN JAPANの逸品。

人々の関心がハイブランドから徐々にファクトリーブランドへとシフトしつつある昨今、岡山デニムはファッションフリーク達からも非常に高い人気を誇っています。

2 普通のデニムと岡山デニムは一体何が違うのか?

デニムは、何度もなんどもガシガシ履きこみ色落ちしてきた段階でようやくその真価が発揮されるアイテムです。

そのため、一見しただけで岡山デニムとの違いを見分けることのできる方はそう多くはいないことでしょう。

では具体的に、一般的なデニムと岡山デニムとでは一体何が違うのでしょうか?

2-1 世界的に評価の高い「インディゴ染め」の技術

インディゴ染め

岡山デニムの大きな特徴の1つは、インディゴ染め技術の高さです。

インディゴ染めとは、糸をインディゴと呼ばれる青色の染料で染め上げる工程のこと。均一にムラなく美しく染めるには、熟練の職人さんの持つ高いスキルが必要とされます…。

そして岡山デニムの持つ最大の魅力と言えば、やはり「芯白(しんぱく)」です。

一見すると一面藍色の岡山デニムですが、実は糸の中心部は本来の状態である白色をキープしています。こうすることで、履き込んで生地表面が擦れて色落ちした時に「芯白」と呼ばれる美しい経年変化を生み出すことができるのです。

デニムの持ち味である”経年変化”の魅力を最大限引き出す素晴らしい技術が、岡山デニムには込められています。

2-2 デニム好きを唸らせるこだわりのディテール

デニムのディテール

岡山はインディゴ染めだけでなく、裁断や縫製の技術も非常に高いことで知られています。

岡山県内の工場同士が連携することで、常に「紡績」→「染色」→「織布」→「縫製」に至る一連のプロセスをワンストップかつ高品質で提供することが可能です。

そのため生地自体はもちろん、ボタンフライ、レザーパッチ、ベルトループ、ファスナー、リベットに至るまでデニム好きを唸らせるこだわりのディテールが何たるかを心得ているわけです。

特に、デニムをロールアップした時にチラリと見える「赤耳(セルビッチ)」はデニム自体の耐久性を向上させるだけでなく、コーディネートのさりげないアクセントにも一役買ってくれることでしょう。

3 岡山デニムを楽しむなら「リジットデニム」がおすすめ

岡山デニムの購入を検討している方には、「リジット」タイプの製品をおすすめいたします。

リジットデニムとは、縫製後に「製品洗い(ウォッシュ)」をかけていない状態のデニムのことです。俗に言う「生デニム」と呼ばれるものになります。

リジットデニムの場合、デニム生地の表面につけられた「糊」が一切落ちていません。そのため購入してしばらくの間、履き心地は非常に硬くゴワゴワとしており、かなり履きづらく感じることでしょう。

しかし何度も履きこみ、時には洗いをかけていくことで表面の糊が次第に剥がれ落ちていきます。つまりデニム生地を自分で1から育てることができるのです。

購入時カチコチだったデニムが履き込むうちに自分の足に馴染んでいくこの心地よさと経年変化は、リジットデニムでしか味わえない大きな魅力の1つと言えるでしょう。

4 デニムの聖地、児島ジーンズストリート

児島ジーンズストリート

岡山県倉敷市に訪れた際に絶対に外せないのが、ジーニストたちからもデニムの聖地として親しまれている「児島ジーンズストリート」です。

児島ジーンズストリートとは、味野商店街の中に位置する、旧野﨑家住宅〜野﨑記念碑までを結ぶ400m程度の通りのこと。

実は、国産デニムの第一号はこの児島で生まれたと言われています。

通りには岡山デニムを製造している工場はもちろん、地元の上質なデニムを取り扱う専門店も数多く並んでおり、デニム好きにはとにかくたまりません…。

せっかくなら現地でちょっと特別な岡山デニムを手に入れてみてはいかがでしょうか?

5 岡山デニムを使った雑貨も見逃せない

岡山デニムを使用した雑貨

「岡山デニム」と言った時に一般的にはデニムパンツのことを指す場合がほとんどです。

しかし、岡山デニムとは本来あくまで生地の名称のこと。実は、岡山デニムを使用したグッズも数多く展開されているのです。

例えばポーチ、ペンケース、パスケース、名刺入れ、クラッチバッグなど各メーカーによって商品のジャンルは様々。デニムパンツ同様、使い込めば使い込むほど岡山デニム特有の美しい経年変化を楽しむことができます。

デニムパンツだけでなく、ちょっとした小物にも「育てる」喜びを感じることができるはずです。

まとめ

本日は、デニム好きを唸らせる至高の岡山デニムについて詳しくご紹介しました。

紡績から縫製に至るまで一貫して担うことのできる地域の工場体制が、良質な岡山デニムを生み出していたわけです。

デニムの歴史自体はアメリカと比べて浅いものの、クオリティに関しては本場アメリカを凌駕するものであるといっても過言ではありません…。

履き込むごとに美しく色褪せていく独特の経年変化は、岡山デニムにしか出せない素晴らしい魅力の1つです。

MADE IN JAPANの錐を結集した至高のデニムを、ぜひこの機会にご検討ください。