メンズスキンケアのための基礎知識。ベースになる考え方を押さえておこう

メンズはレディースに比べてスキンケアへの感度が低いことが多い傾向にありますよね。

例えば「化粧水と美容液の違いはなに?」と聞かれて答えられない男性も多いのではないでしょうか?

ですが近年はメンズ向けのヘルスケアアイテムも多く、以前よりスキンケアなどが身近になってきています。

基礎的な部分だけでも知っておけばきっとライフスタイルの役に立つはず。

そこで今回は化粧水や乳液、クリーム、美容液などの基礎的な知識をご紹介していきます。

1 もっとも肌が乾燥するお風呂上がり

入浴後の肌は入浴前よりも「過乾燥」の状態に。

お風呂から出てタオルドライしたあとは、肌の温度も高く湿度が一気に下がります。

これにより肌の乾燥が起きてしまうんです。

入浴前の肌の水分量を「100」とした場合、入浴中は「200」ほど。過乾燥状態の際は「30〜50」ぐらいにまで低下してしまいます。

入浴後20〜30分の過乾燥状態のお肌をしっかりケアしてあげることが大切になるんですね。

2 化粧水の基礎知識

化粧水の使用量の目安はおおよそ100円から500円玉ほど。メーカーや肌の状態によっても推奨量は異なります。

化粧水を構成する成分のほとんどは水および水溶性成分。とはいえ肌表面の薄い角層に吸収される水の量は限界があります。

そのため肌を強く叩いたり、必要以上になんども重ねづけする必要はないんです。

手のひらで優しくおさえるようになじませ、乾燥が気になる部分にのみ化粧水を少量とり、重ねづけしてください。

化粧水をつけたあとに浸透を待つ必要はありません。これは時間が経過すると水分が揮発してしまうため。

そのためすぐに油分を配合した乳液やクリーム、オイルなどでフタをしてあげてください。

また、お肌がベタつく人は皮脂の多いTゾーンを少なめにするなどの油分調整も気にしてみてくださいね。

3 乳液、クリームの基礎知識

3-1 乳液とクリームの違いって?

乳液とクリームは油分以外は実はよく似ているんです。

乳液はスクワラン、オリーブ油、ホホバ油、シリコーン油などの流動性成分が多く、固形成分やロウ類の比率が少ないため、みずみずしく肌に馴染みます。

クリームは油分が多く、エモリエント効果(皮膚を軟化させる効果。化粧などで、皮膚に潤いと柔軟性、栄養分を保たせる)が高い傾向にあります。

3-2 乳液やクリームで潤いをキープ

化粧水だけでは肌表面から水分が蒸散してしまいがち。

乳液やクリームは人工的な被膜効果の役割を果たし、潤いをキープするエモリエント効果が期待できます。

その結果、肌表面から水分が蒸発せず、気化熱による温度の低下も防げるために保温効果も。

乾燥した季節の肌には、乳液をつけた後にクリームを塗るとより効果的です。

4 美容液の基礎知識

化粧水、乳液はなんとなくわかっても美容液ってなに?という男性も多いのではないでしょうか?

美容液とは「化粧水と異なって粘度があり、保湿機能と共にクリームや乳液のようなエモリエント機能を持つもの」と定義されているんです。

さらっとしたジェル状のものから乳液のようなものまで様々なタイプがあります。

保湿、美肌、ハリ、弾力など特徴的なプラスアルファの美容効果をプラスすることを目的としています。

なので目的に応じた美容成分、訴求成分が高配合されているんです。

そのため肌の悩みを予防するためには美容液でのケアが効果的。

特化した成分の浸透を高めるため、化粧水の後、乳液、クリームの前に使われることが多い傾向にあります。

5 代表的な保湿成分

お肌の内部の水分を保つ成分のことを保湿成分と呼びます。

このような保湿成分を配合した美容液でのケアも効果的。成分によって効果が異なるため、肌の状態に応じて使い分けてみてください。

簡単に効果別に並べてみます。

代表的な保湿成分とその効果

  • 精製水…潤いを与える力が強い精製水。角質に水分を届けてくれます。お肌に水を注いでいるイメージです。
  • アミノ酸、NMF、グリセリン…水分を吸収する性質があるこれらの成分。湿度が低いと保湿力がダウンしてしまいます。水分をつかんで保ってくれるイメージです。
  • ヒアルロン酸、コラーゲン…真皮にもともとある成分が多く、角層内保湿として作用。水分をぎゅっと抱え込んでくれるイメージです。湿度が下がっても水分はかかえこんだままです。
  • セラミド、レスチン、スフィンゴ脂質…しっかり水分をキープしてくれるため潤い効果の高い成分。成分たちが水分をしっかり挟み込んでキープしてくれる性質があります。
  • スクワラン、ホホバ油、ワセリン…潤い効果がとても高い成分たち。肌に入れた水分を蒸発しないようにフタをして逃がしません。

まとめ

今回は化粧水や乳液、クリームから美容液まで、基礎的なスキンケアアイテムの知識をご紹介してきました。

男性だと女性に比べてなかなかスキンケアに目を向ける機会は多くないですよね。

お気に入りのスキンケアグッズを見つけて、ちょっとだけ日々の暮らしを楽しんでみるのはいかがですか?