細やかな模様が特徴的なドビー生地とは?特徴からジャガードとの違いまで解説

みなさんはドビー生地をご存知でしょうか?

ドビー生地とは、ドビー織り機を使用して織られた、わずかに光沢のある細やかで規則正しい柄が特徴的な生地のことです。

フォーマルなシーンから普段使いまで様々な場面で使用されるシャツやブラウスの定番生地として知られています。

しかしながら、生地の判断基準ははっきりとしておらず、ドビー織り機で織られた生地であってもドビー生地と呼ばないことも。

そこで本記事では、ドビー生地の概要と特徴を押さえつつ、混同されがちなジャガードとの違いや、意外と知られていないドビー織りの基準に至るまで詳しくご紹介します。

1 ドビー生地とは?

ドビー生地とは?

そもそもドビー生地とは、ドビー織り機で織られた生地のこと。織り方や糸の本数、使用する糸の太さなどを工夫して織られる「変わり織り」の一種です。

ドビー織りは、平織りや綾織りなどの生地をベースに別の糸を織り込むことで生み出される細やかな柄が魅力的です。

また、ドビー織り機によって織られた生地の柄は、わずかに光沢を持っていることも特徴の一つ。

その上品な生地感から、ドビー生地は主にシャツやブラウスに使用されています。

2 ドビー生地の特徴

2-1 細やかなデザイン

細やかなデザイン

ドビー生地が持つ最大の特徴は、きめ細やかで規則正しい柄・模様です。

ドビー織り機は、ベースとなる生地にさらに他の糸を織り込むことで、細やか・繊細な柄を表現することができます。

ストライプやドットを始めとした定番の柄はもちろんのこと、幾何学模様などの規則性を求められる小柄なパターンや花柄などのデザイン性の高い柄まで様々な模様を表現可能です。

また、一般的なドビー生地は、ベースに使われる生地と同色の糸を柄に使用している生地が多いこともポイント。

ドビー生地を使用したアイテムは他の柄物製品にはない、自然な上品さを演出してくれます。

2-2 さりげない光沢

さりげない光沢

ドビー生地にあしらわれた模様は、光沢を持っていることも特徴です。

さらに、ドビー生地の柄は光沢感を持っていながら目立ち過ぎないこともポイント。柄物生地でありながらシンプルさも兼ね備えているのです。

また、光沢があることで、生地と同色の柄であっても適度に主張してくれます。

柄に絶妙な光沢感を持ったドビー生地は高級感があり、フォーマルなシーンでの着用にも適していると言えるでしょう。

3 ドビーとジャガードの違いは?

ジャガード生地は、ドビー生地と同じく、模様が特徴的な変わり織りの一種。それぞれ似た特徴を持っていることから混同されやすい生地です。

しかしながら、使用される織り機や模様が持つ特徴などその両者には明確な違いがあります。

ドビー生地はドビー織り機を使用しておられるのに対し、ジャガード生地はジャガード織り機で織られた生地のことを指します。

また、ドビー生地の規則的で細やかな模様と比べ、ジャガード生地は大小様々な模様の生地を織れることも特徴の1つです。

一方、生地の柔らかさや肌触りではドビー生地が勝るため、私たちの肌に直接触れる衣料品にはドビー生地が多く使用されています。

ドビー生地とジャガード生地は似ているものの、用途が異なる生地なのです。

4 「ドビー生地」の基準は意外と曖昧?

一般的にドビー生地とは、ドビー織り機を使用して織られた織物のことを指します。

しかしながら、ドビー織り機で織られた生地の全てがドビー生地と呼ばれるわけではありません。

その生地がドビー織り機で織られたか否かではなく、柄・模様のパターンなどを基準にドビー生地であるかどうかが判断されているようです。

また、ドビー織り機でデザインできる柄のパターンが非常に多いことから、同じような特徴を持つ柄のある生地をまとめてドビー生地と呼ぶ場合も。

このように大分類されてドビー生地と呼ぶこともあるため、メーカー・ブランドの商品説明や製品タグなどの表記が最も明確な判断基準といえるでしょう。

まとめ

今回は、ドビー生地についてご紹介しました。

ドビー生地とは、ドビー織り機で織られた生地のことです。ベースとなる生地にさらに他の糸を織り込んで織られる変わり織りの一種。

絶妙な光沢感を持った細やかで規則正しい柄・模様が特徴的な生地です。

主にシャツやブラウスなどに使用され、高級感・上品さを持っていることで知られています。

また、ドビー織り機で織られた生地の全てがドビー生地と呼ばれるわけではなく、ドビー織り機で織られた生地であってもドビー織りと呼ばないことがあります。ドビー生地かどうかを判別する際にはメーカー・ブランドの商品説明や製品タグを確認しましょう。

ドビー生地のアイテムを検討する際は、ぜひ本記事を参考にしてみて下さいね。