知っておきたいクリーニングの基本!種類から注意点まで丁寧に解説

家庭用の洗濯機が広く普及している昨今、クリーニングに洋服を出した事がない方も多いのではないでしょうか?

衣料品の中には水が使えないなどの家庭で洗濯ができない製品も存在します。

普段からクリーニング専門店を利用しない方は、業者に依頼する際、どのクリーニング方法を選択すれば良いか分からないこともありますよね。

一口にクリーニングとは言っても種類があり、素材ごとに適切な方法でクリーニングをする必要があるのです。

本記事はクリーニングの利用経験がない方にもわかり易くクリーニングの種類や、コースの選び方、注意点などを詳しくご紹介します。

1 素材に合ったクリーニング方法の選択が重要

素材に合ったクリーニング方法の選択が重要

クリーニング店でサービスを利用する前にまず知っておきたいのが、洋服の素材や装飾、洗濯表記によって適切なクリーニング方法を変える必要があるということ。

化学製品などのデリケートな素材が使用されている物は適切なクリーニングをする事でダメージを抑えられ、長く付き合っていくことができます。

水洗い不可の表記がされている衣料品の一部には家庭で洗濯できるものもありますが、基本的にはクリーニングに出した方が縮みや形崩れの心配がないので安心と言えるでしょう。

2 クリーニングの種類と特徴

クリーニングには大きく分けて、ランドリークリーニング、ドライクリーニング、ウェットクリーニング、シミ抜き、特殊クリーニングの5つが存在します。

アイテムに応じた、最適なクリーニング方法を選択することがポイントです。

ここからは、各クリーニングの特徴を中心にメリットやデメリットについて確認していきましょう。

2-1 ランドリークリーニング

ランドリークリーニング

ランドリークリーニングとは業務用洗濯機を使って洗濯をする方法です。

主に耐久性に優れたYシャツなど、水を使用する事が出来る生地に適しています。

家庭用洗濯機とは異なり、専門店では温度管理をされた温水でクリーニングを行います。また、専用の洗剤を使うので洗浄効果、漂白効果、殺菌力が高いという点も特徴の1つ。

さらに、仕様の異なった業務用の洗濯機を使うことにより、家庭で洗濯した場合と比べて生地が傷みづらいといったメリットもあります。

2-2 ドライクリーニング

ドライクリーニング

ドライクリーニングとは、その名の通り水を使わず洗濯する方法のこと。

水洗いすると縮みや型崩れを起こしてしまうアイテムなど、主に家庭では洗濯することが出来ない衣料品に適しています。

ドライクリーニングでは水の代わりに油を原料とした専用の有機溶剤を使用してクリーニングをします。その為、皮脂やファンデーションを始めとした化粧品など油溶性の汚れを落とすことも可能です。

生地自体の風合いの変化や型崩れを最小限に抑えることができるというメリットも。

反面、油を原料とした溶剤を使用しているので、汗や飲み物をこぼして付いた汚れなどの水溶性の汚れを落とすのには適していません。

ただし最近は、ドライクリーニングで水溶性の汚れを扱えるよう専用洗剤を用いる「チャージシステム」も一般的になってきました。そのためドライクリーニングであっても、水溶性の汚れを落とせる場合もあります。

2-3 ウェットクリーニング

ウェットクリーニング

ウェットクリーニングとはドライクリーニングで落ちないほどの水溶性の汚れが付着してしまった際、水と専用の洗剤を使って洗濯する方法のこと。

基本的には、オプションメニューの1つです。

「水洗い不可だからドライクリーニングを選んだのに、オプションのウェットクリーニングでは結局水を使うの?」と疑問に思う方もいるかもしれませんね。

実は、ウェットクリーニングでは、水に加えて専用洗剤・保護材などを使うことで、生地へのダメージや形崩れ・縮みを最小限に抑えています。

優れた技術を有するプロの業者だからこそ、実現できる洗濯方法なのです。

2-4 染み抜き

染み抜き

クリーニング店での染み抜きとは通常のクリーニングで落ちない汚れを落とす際に用いられる方法です。

専門店での染み抜きはプロがシミの性質を調べるところから始まります。

水性や油性などの汚れの性質に応じた最適な染み抜きの方法を選択することで、非常に高い精度で汚れを落とす事が出来るのです。

また、形崩れや色落ちなども最小限に抑えるよう配慮されています。一般家庭で行うシミ抜きとは一線を画する仕上がりが魅力と言えるでしょう。

ちなみに、シミ抜きを行うことによってどのくらいのダメージが出るかについて依頼する段階で相談も可能です。

2-5 その他の特殊クリーニング

特殊クリーニングとは、レザー、着物、起毛生地で毛足の長いものなど、前述したクリーニングコースでは対応できない製品を対象とするクリーニングです。

なお、クリーニング店に持ち込む前に依頼しようと考えているものが対応しているかどうかを確認すると良いでしょう。

3 クリーニングの注意点

クリーニングの注意点

3-1 お店の選び方

クリーニングを専門店に依頼する際はまず確認しなければならない事があります。クリーニングに出す予定のものに必要なサービスにそのお店が対応しているかどうかという点です。

クリーニング店によって仕上がりや得意としているクリーニング、オプションなどは異なります。なので専門店に足を運ぶ前にホームページをチェックするか、電話で直接確認を取っておくことをお勧めします。

また、依頼する専門店が決まったらメニューを見て、コースなどを事前に決めておくと話がスムーズに運ぶはずです。

3-2 状態の確認

依頼をする前には自分でクリーニングに出す予定である衣料品の状態を確認する必要があります。

まずは汚れの部位、落として欲しい汚れをあらかじめ丁寧にチェック。洗濯による縮みが気になる素材のアイテムの場合は採寸もしておいた方が確実です。

また、気をつけて洗濯して欲しい衣料品などはクリーニング店に出す際に一言伝えておくと良いでしょう。

3-3 最終確認

クリーニングが終わり、仕上がった衣類を受け取った後にも確認は必須です。

汚れは落とされているか、事確認しておいた状態と比べて型崩れはしていないか、事前に説明のされていない大きな縮みはないかなどを確認し、不備が無いかを調べましょう。

万が一何か不備があった場合などは依頼したクリーニング店に伝えれることで、適切な対応・説明を受けることができます。

まとめ

今回はクリーニングの種類についてご紹介しました。

専門店を利用すると家庭での洗濯とは違い、プロの技術によってクリーニングされるので、見慣れた服でも普段とは違った仕上がりを楽しめます。

洗濯表記を読んで素材によって適切に使い分け、注意して確認を行えば大切な洋服とも長く付きあっていけるのではないでしょうか。