自室のインテリアを変えるとき、シェルフやフロアラグばかりに気を取られてしまいがちです。
もちろん大きめのインテリアグッズは買い足すのも良いですが、少し視点を変えてみることも大切。
今回編集部がセレクトしたのは、お部屋をさりげなく彩る「BULBOUS(バルボス)」の一輪挿し、「DOUBLE」。たかが一輪挿しと侮ることなかれ。
ダイニングテーブルやシェルフの上に置いておくだけで、独特の余韻が生まれます。空間をギッシリと埋めるのではなく、余白を活かして魅せる、そんなイメージ。
ライフスタイルをそっと彩る素敵なアイテムの魅力をご紹介します。
ミニマルなプランターで人気の「BULBOUS」
陶器やモルタル素材を使用したミニマルで洗練されたデザインのプランターで密かに人気を集める、BULBOUS(バルボス)。
緑に触れるほど
暮らしは豊かになる
降り注ぐ陽射しを浴び
土に触り、根を感じたら
めいっぱいの水を
なんてことない習慣が
何でもない日を豊かにする
そんな瞬間に寄り添えるものづくりを目指したい
そんなコンセプトの下、何気ない日常に寄り添うような素敵なプロダクトを展開しています。
特にモルタル製のプランターは、多肉植物やカクタスとの相性も抜群。
生命力みなぎる植物と無機質な素材を使用したプランターのコントラストがたまりません。
1つ買うと、全てをBULBOUSのアイテムで統一したくなる。そんな不思議な魅力を放つプロダクトは、多くのガーデナー達を惹きつけて止みません。
モルタルと銅で作られた一輪挿し「DOUBLE」
BULBOUSの中でも特に注目したいのが、洗練されたデザインが印象的な一輪挿し「DOUBLE」。
土台はモルタル、花を挿す部分は銅素材で作られています。正直なところ、編集部スタッフもモルタルはまだしも銅を使った一輪挿しは見たことがなかったので驚きました。
何も挿さずに置いておくだけでも、独特の雰囲気を放ちます。
本体は幅6cm × 高さ20cmと、一輪挿しとしては普通サイズ。
しかし、モルタル自体の重みもあって土台がしっかりとしているため、本体のサイズ以上に大ぶりの草花を活けることも可能です。
モルタルと銅の経年変化も楽しめる
使っていくうちに深まっていく、モルタルと銅の表情。
特に花を活ける銅の部分は、空気中の酸素に触れてちょっとずつ色が変化していきます。
何年か使う頃には、すっかり色も濃く深くなっているはず。これは一般的なガラスの一輪挿しでは、決して味わうことのできない大きな魅力の1つです。
まるでリジットのデニムパンツのようにエイジングを楽しむことができる一輪挿しって、ちょっと素敵ではありませんか?
銅にはヌメりやニオイを抑える効果も
経年変化はもちろんですが、銅にはもう1つ実用的な性質があります。
それは銅自体の持つ高い「抗菌性」。銅イオンには雑菌や微生物の繁殖を抑える効果が期待されており、実際に貯水池・鑑賞池の浄水目的で使用されることもあるほど。
そのため、一輪挿しの内側に発生しがちなヌメリやニオイを抑える役割も果たしてくれます。
単なる意匠だけではなく、水質を綺麗に保つという高い実用性も兼ね備えているわけです。
草花をいつもよりちょっと長持ちさせてくれる…。無機質な見かけによらず結構優しい一面もあります。
- Brand : BULBOUS
- Item : DOUBLE (natural)
- Price : ¥3,500(tax-excluded)
さりげない一輪挿しで生活をちょっと豊かに。
BULBOUSの一輪挿しは、シェルフのように大きくはありません。しかしながら、小さな一輪挿しを部屋の片隅に置くだけで、部屋の印象は意外と大きく変わるものです。
モルタルとブロンズが織りなす、独特の雰囲気がお部屋のアクセントになってくれます。
季節の草花を、ダイニングテーブルの上にそっと飾る…。するとBULBOUSの周りだけ、時間の流れが少しゆっくり過ぎているような不思議な感覚に陥ります。
さりげない一輪挿しで、ライフスタイルをちょっと豊かにする喜びを感じてみてはいかがでしょうか?